虫歯や歯周病になりたくない
－予防歯科－

PREVENTIVE DENTAL CARE

いつまでも健康な歯で
質の高い生活のために

私は、素晴らしい治療をすることも大切ですが、それよりも治療をしなくても済むようにしなければならないと考えています。なぜなら、歯は治療して削ってしまったところは二度と元には戻らないからです。つまり治療を繰り返すということは、少しずつ歯失っていくということなんです。

当院では、永くお口の健康を保てるように、一日でも永くおいしく食事をすることができて質の高い生活が送れるように、予防歯科に力を入れています。毎日のお手入れにの効果は実感しにくいため、続けることに対してなかなか高いモチベーションを維持することが困難ですが、当院の予防プログラムでは、定期的にお口の環境を写真や数値のデータとして管理するため、効果を実感しやすくなっています。

いつまでも、健康な歯でおいしく食事ができるお口の環境を維持していきたいとお考えの方は、当院までお気軽にご相談ください。

科学的根拠に基づく予防プログラム

患者さまに合わせた予防プログラム

当院の採用している予防歯科は、MTM（メディカルトリートメントモデル）という、現在のお口の状態を健康な状態に改善して維持していくための、規格化されたシステムを取り入れております。
お口の中は、年齢、歯並び、生活習慣、食事の習慣などによって異なります。
このシステムでは、患者様のお口の状態を把握して、一人ひとりに合わせたオリジナルのプログラムを作成して、最適な方法で、無理なく健康を保つことを目標としています。

患者さまごとのリスクを可視化します

当院では、治療を開始する前の検査やご要望に応じて唾液検査を実施しています。
唾液検査では、唾液の量や唾液の緩衝能といって食事を採ることによって酸性（歯が溶けやすくなる）に傾いたpHを中性に戻す能力、またむし歯の原因となるミュータンス菌やラクトバチラス菌の量などを調べます。
これらの検査から得た情報を、わかりやすくグラフなどで可視化することでむし歯や歯周病のなりやすさを知ることができます。ご自身のリスクを認識したうえで進めるからこそ、効果が期待できる予防ができるのです。

専属の衛生士が健康なお口をお守りします

当院で採用しているMTM（メディカルトリートメントモデル）という予防プログラムでは、歯科衛生が重要な役割を担います。

歯科衛生士は国家資格を持つ医療従事者で、歯科予防処置のプロフェッショナルです。この歯科衛生士が、患者さまごとに専属で担当し、口腔環境（お口の中の状態）の改善や定期管理を行うことになります。常に同じ歯科衛生士が担当することによって、時系列に沿った変化や患者さまの生活習慣や生活環境を考慮したアドバイスなどを行うことができます。

予防歯科を継続するにおいては、患者さまと歯科衛生士のコミュニケーションもとても大切だと考えています。お口のことで気になることや疑問があればお気軽にご相談ください。

予防はセルフケアとプロケア

ご自身によるセルフケア

むし歯や歯周病は、口腔環境（お口の中の状態）が原因となって発症する病気ですので、日常の歯みがきやフロスを使った清掃がとても大切な予防手段です。
それでも、ただ闇雲に磨けば良いというものではありません。きちんと汚れを落とすためのポイントを押さえたブラッシングやフロスケアを歯科衛生士が指導します。また、定期検診ではセルフケアが正しくできているかのチェックや効果を確認します。正しくできていれば効果は結果として現れます。